平成10年10月10日、風のたよりへ遊びに来てくれている方々と椿井峠へ走ることになりました。 今回のメンバーは 乾さん 大鳥さん 中尾さん UGさん 小宮さん cancanさん 輪童 の7人となりました。実は乾さんとは5月にも約束していたのですが雨で中止、9月は台風で私の不参加となり3月以来のご一緒となったのです。 集合の顛末 当日朝9時近鉄室生口大野駅に集合だったのですがいきなりの大波乱。実は当初車組みは青蓮寺ダムにデポということだったので前日に私が「名張集合でもいいですよ」なんて書きこんだのが波瀾の始まりでした。 9時前に駅に到着。自転車を組み上げみんなの到着を待っていました。9時になっても誰も来ずちょっと不安。 青蓮寺からくるということは165号を走っていけば途中で合流できるぞと考え9時10分頃駅前を出発。 ところが行けども行けども出会いません。もしかするとみんなは名張の駅で待っているのではないだろうかと不安になり急いで向かいました。 名張駅到着。ところが誰もいません。「げっ!」やっぱり大野だ。 と言うことで急いで戻ります。来るときは多少ゆっくり目でしたが帰りは体力を残しつつ急ぎます。 10時10分頃大野駅に到着。 いました、いました。みんなは私の到着が遅いので自宅に電話を入れたりしてくれていたそうでした。 しかし平成10年10月10日10時10分頃合流というのも何かの因縁でしょうか.... 余談: 帰ってからボードを見ると私が寝た後にデポは室生ダムにすると書いてあったのでした... |
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出発 初顔合わせの方々と挨拶をすませ、出発です。 コースは右の地図の黄色のラインですが室生寺を過ぎてから掛までに間は不確かです正確なルートを知りたい方はcancanさんにメイルでお問い合わせくださいね。 今回のコースは途中食料を補充できる所が少ないということで駅前のお店で買い込んでいくことになりました。小さなお店だったのでおにぎり、弁当はあっというまに売りきれとなってしまいました。おはは、おばちゃんもビックリでしょうね。 |
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室生寺へ向かう 駅前から165号の下をくぐり室生寺へと向かいます。 先頭はうわさの強脚
cancanさん、軽めのギヤをくるくる回しどんどん先へ進みます。 あまり走ってないといってた小宮さんはおニューのMTBを駆ってcancanさんの後を追走していきます。
(余談ですが小宮さんと私は同じシャツに色違いのパンツでいきなりみんなに「出来ている」と肴にされてしまいました)![]() UGさん、中尾さん、大鳥さん そろそろ室生寺です |
![]() 初めまして、私が小宮です。 ![]() さてこれから先はどんなコースになるのでしょう? |
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室生寺を後にしばらく登っていくと途中から左手の道へ入るということ。それがまた結構きつい坂でした。![]() |
![]() 最初の坂を登りきったところです。中尾さんのうれしそうな顔ですが、まだまだ登りは続くのでした。 |
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左上:小宮さん 右上:乾さん、中尾さん 左:中尾さん 道は登りつづけます。7人が適当に伸びたら休憩。 次々と息を切らせながら登ってきます。 えと 私より先についた人、写真がありません(^_^;) 日差しは無いものの額からは汗が落ちます。でも休憩で立ち止まると寒いくらいの天気でした。 |
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今井へ向かう やっぱり秋ですねぇ。道の両側にはススキが穂をなびかせています。これで空が青かったら綺麗だったんでしょうけどねぇ。
このあたりは坂も多少ゆるくなりみんな団子で回りの景色を楽しんで走ることが出来ました。
走りながらのおしゃべりも楽しいものです。
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![]() いよいよ最初の峠に到着。これで少しは楽できるかなぁ。 腹へったよぉ〜。しかしここはどこでしょう(^_^;) ![]() |
最初の峠を越えてしばらく行ったところに展望の開けた場所を発見。お昼にすることに決まりました。![]() UGさんがニューサイしてます。 前列左より中尾さん、UGさん、cancanさん |
![]() 回りは秋の景色へ模様替えの真っ只中。ススキも穂を広げています。これで真っ青な空が開けていれば... いえいえ贅沢は止めましょう。走れたんですからね。 ![]() |
食後のダレた体に鞭打って再び進みます。少しばかり登り下りを繰り返した後、一気に下り道へと入りました。 7人が一列になって右へ左へと大蛇のごとくうねりながら進みます。途中道の真中にくぼみがあり冷やっとする所も ありましたが無事に掛までダウンヒル完了。聞いたところではメータはMAX65Kmとのことでした。 |
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椿井峠へ このあと今日のメイン椿井峠へのアプローチへと続きます。くだりで冷えた体にいきなりの上り坂はこたえます。 この道は旧今井林道、現在は赤目・掛線とのこと。これから登る椿井峠も20年前には未舗装の峠だったということです。 今井から登り始めると右手には兜岩が姿をあらわしました。このあたりは室生火山郡の影響でしょうかこれ以外にも鎧岩など奇岩が多く見られます。道端にも柱状節理を思わすようなところが見うけられます。 我々は兜岩を後に登りつづけるのでした。 |
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しばらく行くと前方でcancanさんが自転車に前でごそごそしています。 なんでもペダルが外れたそうです。この方の脚力はチタンのフレームはいわすは、ペダルをいわすはいやはや恐れ入ります。 | |
cancanさんは相変わらず好調に走り見る見るうちに視界から消えていきました。小宮さん、UGさん、乾さんも消えていきました。根性(意地?)で押すことだけはせんぞぉ〜と心の中で考えているのですが押すまでは時間の問題でした。踏ん張って登っていると目の前にザーザー音を立てて綺麗な水が落ちています。自転車を止めさっそくその水で顔と手を洗います。冷たい水がほてった顔や手に気持ちがいいのでした。そばでは親子が車を止めてくつろいでいました。
そうこうしているうちに大鳥さん、中尾さんも到着。3人でしばし休憩。 塩ビのパイプが地中に埋め込まれていた上に、ここは兜岩への登山口であるらしく手作りの表示が立ててありました。きっと登山者の水場だったのでしょう。
と言うことで悪い癖が出てきてそこの水を頂きました。 冷たくておいしかったですよ。(お腹もちゃんと無事でした) |
![]() 写真の上の方は先日の台風で折れた杉です。 |
苦しい登りもようやく終わりです。目の前に既に到着したメンバーが出迎えてくれました。 写真は全員到着後のくつろぎのひとときです。 今回はストーブを持ってきていなかったのですが、ここでさっきの水でコーヒーを飲んだら美味かっただろうなぁ。 |
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赤目へ ここから赤目へと下ります。例によってみんな今までの分を取り戻すかのように飛ばす飛ばす。こけたら大怪我だぁ。 木立の中を進むのですが所々折れた木々を見かけ台風のすごさを改めて実感しました。 途中四十八滝への道がありますが行楽シーズンでもあり自転車顰蹙ものということで下までおり登り返すことになりました。 なんでそこまでして行くかってですか。えぇお腹も空いたので何か食べに行くんです。(^_^;) 人ごみを潜り抜けちょっとおしゃれなお店に入ったのですがここは手打ちのうどんと蕎麦が売りとのこと。 5人はうどんでしたが、自称蕎麦中毒の2人は蕎麦でした。あまりアルコールに強くないので控えたのですが二人が美味そうにビールを飲むのを見るとたまらず「すいません、生の小!」と頼んでしまいました。 最初の一口、美味いんだなこれがと言うやつです。う〜ん満足。 お腹も満たし店をでて出発の準備をしていると今のお店の女の子が忘れ物を届けてくれました。誰です大事な荷物を忘れるのは。これが引き金となりしばらく忘れ物談義。結構みんな忘れ物してますね。(えっ私ですか? はは、昔駅に泥除け忘れて来たことあります) |
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室生口へ ここから室生口へは国道を避け地図を頼りに里の道を進むことにしました。コースリーダーはcancanさん。
車の通らない道を快適に走ります。
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![]() いくつか小さな峠を越えていきます。私はさっきのアルコールで余分なエネルギーを使っています(^_^;) |
![]() コースもいよいよ終盤。日は西に傾き夕日を目指して走ります。 |
その後165号へ出ると大渋滞。車を避けるためにわき道へと迂回し、無事室生ダムに到着。小宮さんは愛車を車へ積み込むと再会を約束して津へ走り去っていきました。 私は名張からの行楽客で電車が込むと予想されたので榛原までcancanさんと走ることにしました。残りの4人と11月3日の確認をして帰路へとつきました。 |
半年ぶりにグループ走行でした。久々峠越えの続くコースで楽しい一日でした。私の大ボケから集合時間を遅らせてしまい申し訳ありませんでした。次回はちゃんと集合しますね(^_^;) |