伊賀上野食べ走り 道中記 |
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3/20 明日はいよいよ伊賀上野行きです。 朝の輪行は大変なため 前日からラク坊がきました。 柏原神宮まで出迎え我が家へ着いたのは 11時半になろうという頃でした。 結局 この日寝たのは1:00を回る頃でした。 |
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3/21 朝 6時起床。 天気は明るい曇り。 自分の身支度をするが ラク坊が起きてこない。 6時半ラク坊が起きてきません。 7時出発とするには もうそろそろ 起きてこないと。 「6時半だぞぉ」 と声をかける。 彼も身支度を始め、出発前の点検。 ちょっと 彼の自転車の空気圧が低いので入れておく。 700cはやっぱり ある程度入れておかないとね。 |
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7時5分、早朝の冷たい空気の中を 大和高田駅に向かって走ります。駅で自転車をばらして 8時9分発の急行に乗車予定。寝起きの体で ちょっと 辛いけど 走る、走る、走る... 7時半 大和高田駅到着。 早速 派出所前で解体作業に入る。私は 駅前での作業は20年以上やっておらずちょっと 緊張(^_^;) |
![]() いよいよ輪行袋に入るところです |
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15分程で二人とも準備完了。 切符を買ってホームへ移動。乗車予定の急行到着、空いています。 おまけに 二人掛けシートなので自転車も置きやすい。 倒れないようベルトをかけ席につきます。しばらく地図を見ながら 話をするが ラク坊は眠たそう。しばし仮眠... |
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9時 伊賀神戸到着。駅舎脇の駐車場の片隅でさっさと自転車をくみ上げ お決まりの記念撮影。
さぁ これから走るぞ。 伊賀上野へ向かうR422を北上。 この道は比較的 車も多くちょっと走りにくいですね。左手を木津川がのどかに流れている景色がせめてものなぐさめでしょうか。 |
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いよいよ 伊賀上野市内です。 市内に入ると人通りも多くなり 活気ついてきます。 あとは 上野市の駅前で 乾さんたちと合流です。10時、予定通り 上野市駅に到着。 |
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が、誰もいない... 私はボードに「集合場所 近鉄 伊賀上野駅」と書いたのです...
これは大きな間違いです。 ここは 「上野市駅」 。 なんという書き間違いでしょう。 |
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近鉄伊賀上野駅は JR伊賀上野駅と同じ場所です。 距離はここから5Kmほど。再び 二人で走り始めます。 伊賀上野駅到着。乾さんが手を振って迎えてくれました。 「おはようございます。 いやぁ すみません。集合場所書き間違えました。」 |
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朝の挨拶を済まして回りを見ると .... 今日 ご一緒する大鳥さんと中尾さんが ハンドルステムの締め付け作業をしていました。 |
![]() 1台の自転車の回りでごそごそする二人組 |
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集合場所の手違いから 今日のルートをどうするか検討したのですが 予定通り伊賀上野城から 「わかや」へ。昼食後 月ヶ瀬へ向かうことになりました。 さっそく 今 走ってきた道を戻ります。 |
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さて 伊賀上野城へいくのですが そのまま行っては 面白くないということで 北側の近道を行くことにしました。
しかし 近道は近道ですが... 担ぎの跡は急な石畳、のんびり回りを楽しみながら中尾さんが歩いてきます。
乗る人、押す人それぞれでしたが まもなく上野城に到着。
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![]() 残念ながら桜にはまだ早く まだまだ冬の様相でした。 |
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上野城を後にして 昼食を求めて 「わかや」へ向かう途中 ちょっとしゃれた小学校を見つけました。 瓦の屋根に 板張りの壁、回廊のような軒とずっと昔を思わせるような作りです。 |
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「わかや」には 11時に到着。1階のテーブル、座敷はほぼ一杯で、5名であることを伝えると 45分間でよければ2階の座敷が空いているとのこと。 さっそく2階へ上がり 注文です。 いろいろあったのですが せっかく 田楽のお店ですから でんがく定食(A)を奮発。 顔合わせの乾杯を兼ねて 人間エンジンにもガスの補給です(^_^;) |
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でんがく定食(A)は でんがく 16本にご飯とお吸い物、それに 煮物とおからがついています。 くしに刺さっているのがでんがくで 豆腐を焼いたうえに特製みそだれをつけた物で これをご飯の上に乗せて食べるのが また 旨いんですね。 | |||||
![]() 早速 パクつく人も |
![]() ご飯とお吸い物が来る前です。 |
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自己紹介やら自転車談義で楽しい昼食タイムは進み、予定の45分が過ぎようという頃 昼食タイム終了。 店を後にすることとなります。 |
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![]() 1階の厨房では炭火を使って 田楽が次々と焼かれていました |
![]() ふと 見上げると「田楽座わかや」の看板があったのですが この文字は あの莫山さんの書のようです |
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外へ出ると、なんと 店の前には席待ちの行列ができていました。 なんといいタイミングで我々は入ったのでしょう。(きっと日頃の行いのおかげでしょう(^_^;) お腹も膨れ、ガスも補給しました。これからは 月ヶ瀬へ向かって走ります。名阪国道が出来たおかげでしょうか旧25号は車も少なく 気持ちよく走れました。 |
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旧25号を離れ しばらく上り坂が続きます。一山越えようという所で 月ヶ瀬梅渓に到着。 いきなり お土産屋のお姉さんの 「どうですかぁ。 お茶飲んでいきませんかぁ」の声に 全員ストップ。 梅の香りのお茶(梅昆布茶かな)を頂き店内を物色。試食に手を出す人、お土産をさっそく買う人など ほんとに このペースで大丈夫かいな、といった感じでした。 で、いよいよ梅渓へと 言う所で お店の横に梅の木が 記念にお姉さんに撮って貰いました。 (本当は一緒に撮りたかったというのが 全員の本音でした。そう言えば 誰か「僕を一緒にしないでくれぇ」って叫んでいたようですが...) |
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梅渓内は道も細いですし、少ないとはいえ観光客がいます。迷惑にならないよう のんびり押しながら進むことに。 トラブルを起こすと他の自転車仲間にも迷惑がかかりますからね。 梅は盛りを過ぎ、少なくなっているとはいえ まだまだ 楽しませてくれました。 |
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途中の休憩は 色んな梅が植えられた所で梅を見ながら 自転車談義。あーでもない、 こーでもないといった話に花が咲きます。はは やっぱり自転車好きな連中の集まりでした。 |
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梅渓散策もいよいよ終盤。急な坂道、主人よりも先へ行こうとする自転車をなだめながら降りていきます。
ようやく下りも終わり 今 降りてきた道を振り替えるとそこには 「月ヶ瀬梅渓(健脚)コース」と書いています。 一同 顔見合わせて 逆コースをとらなかったことにホッとしました。 |
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月ヶ瀬橋をわたり 名張川に沿って 一路 R163 大河原を目指します。 地図上では川下へ走っていくわけですから 概ね下りと思っていたのですが、これがあとになって 大きな間違いであったことを思い知らされます。 実際の道は山肌に沿うように アップダウンを幾度も繰り返します。 坂を登りきり、ようやく下りと思ったその後で 再び目の前に現れる上り坂にため息をなんどか繰り返します。 |
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途中 休憩、エネルギー補給ということで 道端の茶店で草餅を食べることに。疲れた体に餡子の甘さが染み渡ります。 目の前に つぼみを膨らませた桜の枝を通して川面が光っていました。 もう少しすると 今度は桜の季節ですね。 そんな道もいつしか 下りとなり 高山ダムへ到着。ここで 全員の足並みを揃えるため しばしの休息です。 |
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ここからR163までは ずっと下りでした。 今までの上りの分を取り戻すかの様に走る、走る、走る。 もう 写真を撮るどころではありません。(^_^;) とにかく走っていました。 やがて 目の前にR163の標識がみえてきました。 これから 伊賀上野まで もう一頑張りです。 トミーさんのアドバイス通りこの道は大型を含め かなりの交通量でした。 おまけに休憩できるような場所も見当たらず 再び アップダウンの繰り返しとなりました。 このあたりから 5人のペースの差が大きくなったのですが最年少のラク坊を凌駕する勢いで 乾さんが登っていくのです。すごい! |
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幾度かのアップダウン、小休止を繰り返し ようやく伊賀上野へ戻ってきました。 車輪よあれが 上野城だ! |
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車の多いR163を早々に離れ 鍵屋の辻へと 向かいます。鍵屋の辻に着いてみると 道標脇のガイドブックなどで見掛る角の家が見事になくなっていたのでした。う〜ん 時代の流れなんでしょうか...ちょっぴり残念ですねぇ。 すぐ近くの数馬茶屋のたたずまいにみな 記念撮影です(^_^;) |
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数馬茶屋で甘酒でも飲んで暖まろうということになったのですが 運良く 裏の座敷へ案内されました。お茶を運んできたお姉さんの 「お蕎麦もありますよ」 の声でみんな 「お腹空いたなぁ」と蕎麦を食べることにきまりました。 さらに オジサン4人は甘酒も飲むということに。 蕎麦を食べ、甘酒を飲んで落ち着いた頃から 部屋の調度や前の景色などまたまたおしゃべりです。座敷から障子の隙間を通してみる 愛車にそれぞれ思いをはせながら 数馬茶屋をあとにします。 |
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次は商店街の宮崎屋へと向かいます。ここは 「養肝漬」という 漬物を買いに行ったのです。
養肝漬とは 瓜の中に色んな詰め物をして 醤油に漬けたものです。 これを刻んで熱いご飯に乗せ
お茶漬けで食べるのが旨いんです。 商店街を進むと 新しいホテルもあり 「つぎはホテルに泊まって
金谷のすき焼きですね」なんて 冗談を言いながら走ります。でも やりたいですねぇ。(^_^;)
いよいよ 今日のコースも終わりへと差し掛かります。夕方の雑踏を抜けて 上野市の駅へ戻ってきました。
私とラク坊はここから輪行です。 一日の走りを終え 次の再開を約束して 今日のランは終わりました。 これから我々は車中の人となり帰路についたのでした。 どうも お疲れ様でした。 |