串柿の里を訪ねて その2
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先週に続き今週も串柿の里を訪ねることになった。
ことの発端は一緒に遊んでもらっているFSRさんが行ってみたいということになりプランしたのだがスケジュール調整の結果2週続けていくことになったのである。もっとも翌週では串柿の色が濃くなりすぎ写真を撮りにくくなりそうということもあった。
予定ではFSRさん、九度山人さんと3人であったが、FSRさんとの待ち合わせ場所に行ってみると cancanさんが待ち受けていた。(これは予想通りとの声が大きい)
3人で九度山人さんとの待ち合わせ場所の道の駅に到着すると、なんとそこには龍(ロン)さんが待ち構えていたのでした。朝早く目が覚めたので遠路はるばるやって来て頂、2時間も我々の到着を待っていたそうです。
こうして 5人のパーティーとなり挨拶の後早速出発となりました。
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コース概要 |
今回は先週たずねることが出来なかった大久保地区と下津川を主にコースを組みました。
道の駅−めのこ峠−名手上−二の宮−東谷−文藏の滝−東大久保−西大久保−鍋谷峠−下津川−三重の滝−二の宮−西笠田−道の駅
帰りにめのこ峠を越えなかったのは単に登りを減らしただけです。
今回は串柿に加えて途中に二つの滝を訪れることにしました。 |

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右の地図は 山旅倶楽部オンライン地図(20万)を使用し、
カシミール3Dにて作成
(クリックすると4万図で作成した詳細図が表示されます。
サイズが570KBありますのでご注意ください。) |
道の駅〜R480分岐 |
道の駅を出発、笠田方面へ向かいます。途中のコンビニで食料を調達した後登りが始まります。
最初に向かうのは「めのこ峠」、地元のコミュニティバスのバス停が無ければ気付かないような峠です。名前の由来は...わかりません。女の子峠ではないかと思うのですが。
手前の分岐でいきなり電話で捜索があったことは内緒にしておこう...

めのこ峠からR480までは下りです。ウォームアップした体が冷えるぅ。
R480に入るともうピークの稜線までは登りしかありません。
途中の四郷小学校では明日の串柿祭りの準備が行われていました。大宮神社では心ばかりの紅葉があり、ここで休憩。もう少しでR480から離れます
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R480分岐〜文藏の滝 |
程なく分岐点に到着。これから上りは次第にきつくなっていきます。
一息つけていると県外ナンバーの車がきます。串柿見物か堀越観音へのお参りでしょうか。
ここから川に沿って登っていくのですがこの川、芋の谷川と呼ぶようです。
山の斜面には東谷の集落でしょうか、串柿が見えていました。今回はこの辺りは行きませんがいずれは訪れてみたいですね。
途中民家の壁にポストが下がっていたのですがポストコレクターの龍(ロン)さんはしっかり撮影されていました。
こんな調子でわいわい言っているうちに文藏の滝への分岐点に到着。これから進む道を見て 一同ため息...楽しそうな道でした...(^^ゞ
文藏の滝への入り口で休憩。滝へは階段もあり歩いて行くしかなかったので有志のみ行ってきました。
最初見たときどこに滝があるのか分からなかったのですが、FSR探検隊長が奥を探索して分かりました。岩を侵食して段々と奥へ入り込んで行ったようで外からは見えにくい滝でした。 |
文藏の滝〜東大久保 |
ここから坂はますます急になります。東大久保までは根性で乗車組とのんびり押し組に分かれて進むことになりました。
登りが一息つくあたりはもみじ公園と書いていましたが出来たばかりなのか木も小さく、加えて今年の悪さがありぱっとしませんでした。
高度が上がったことを知らせるように今まで見上げていた中畑の集落が見下ろしで望めるようになっていました。
もみじ公園のUターンを過ぎると東大久保はもうすぐ、道も平坦になってきました。 |
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東大久保〜西大久保 |
東大久保の集落に着くとあたりは一面串柿...まぁ それを見に来たんですけどね。
このあたりは先週訪れた中畑と違い干す規模がかなり大きいところが多く、2階建て、3階建てといった串柿の干し場がありました。おかげで写真は撮りにくかったですね。
串柿ばかり見ていると納屋の軒先の吊るし柿が妙に新鮮に見えてしまいました。
途中の売店ではミカンと地図を頂きしばらく休憩。ここで私は干し柿をお土産に買いました。
この先の定福寺でお昼を食べることにしていたのでもう後はのんびり押して行きます。おっとっと乗ってる人もいましたね。

お昼は例によって火器のオンパレード、それぞれお湯を沸かして暖かいものを楽しみました。
食事中に地元の方が子供さんと一緒に見えられしばらく会話をしていたら干し柿をおやつに頂くことになりました。
龍(ロン)さんのチョコが効いたのでしょうか(^^ゞ 後から来たハイカーもここでお昼にしていました。先週はまったく見かけなかったのですが今週はカメラマンもいましたね。
そうそう 今年もFSR本舗の焼餅を頂くことができたことを付け加えておきます。 |
西大久保〜鍋谷峠〜下津川 |
食事をゆっくり楽しんだ後はいよいよ最高点を目指して登りです。
色気を出して車道を避け旧道と思える道を進んだのは良かったのですが柿の皮などを捨てていた場所は発酵していたのか凄い臭いでしたね(^^ゞ おまけに車道へ戻る手前が激坂。さすがに乗れなかった(でも乗った人がいた...)
ここからは木々の間を登るコースです。車も殆ど通らず気分良く(悪く?)、登りに喘ぎました。
途中猟銃を手にした方がおられて聞くとイノシシを駆除しているとの事でした。我々を見て呆れているようでした。
2Km弱の登りもいよいよ終わり。あとは下りが待っています。
下る途中で鍋谷峠に到着。cancanさん二つ目の峠をゲットです。
鍋谷峠からR480少し下り下津川への分かれます。ここから道はコンクリート舗装になり細身のタイヤのcancanさんは少し辛そうでした。
下津川の集落に入ったところの民家で声がかかり、焚き火に呼ばれることになりました。おまけに若干名の方は焼きいも付きでした。ここから見る景色は紅葉が色付いていればいい景色となりそうです。来年も来てみたいところです。 |
下津川〜道の駅 |
下津川の集落を抜けると 一言主神社がありその奥には三重の滝があります。手書きの看板が無ければ見落としてしまいそうでした。このあたりの紅葉も期待させられるものがありました。来年はぜひとも来なければいけませんね。
cancanさんと二人でひとしきり写真を撮った後、道の駅に向けて出発です。山間の道、舗装状況はあまりよくないものの周りの景色を眺めながら下り続けます。しかし少しでも写真になりそうなポイントを見つけると亀ポタモードに投入です。
やがてR480に合流。串柿の里一周が終わりです。ここからは登りを避けるためにR480を一気に下ります。
串柿祭りの準備の進んだ四郷小学校を見ながら夕日の中を下ります。
道の駅の手前で紀ノ川の堤防に出たのですが夕日を受けたススキが綺麗でした。
道の駅の喫茶で歓談のあとそれぞれ帰途に着き、今年の串柿の里めぐりは終了です。
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